~基礎年金・厚生年金・障害年金の仕組み~
今回は、「保険と年金」シリーズ第2回です!
給与明細や納付書を見て
「年金、高いなぁ…」
と思ったこと、ありませんか?
「今、年金をおさめている分、将来年金もらえるのかな…?」
なんて、心配になる人も多いはず。
今回は、公的年金制度の基本をまとめてみました!
公的年金制度とは?
日本の公的年金制度は、年を取ったり、病気やけがで生活が大変になったりした時に、生活を支えるための国のしくみです。
年金を受け取れるタイミングは次の3つです。
◎老齢年金…65歳から、年金を受け取れる。
◎障害年金…病気や障害によって働けない時に受け取れる。
◎遺族年金…働き手が亡くなった時、家族が受け取れる。
公的年金制度は、働いてお金を稼いでいる人が年金を国におさめて、そのお金を年金として給付する「仕送り形式」です。

「基礎年金」と「厚生年金」の違いは?
公的年金は、「基礎年金」と「厚生年金」の2階建て構造になっています。
また、日本に住んでいる人は、年金のおさめ方・受け取り方によって次の3つに分けられます。
◎第1号被保険者:フリーランス、自営業、学生、無職の人
⇒基礎年金を納付し、将来受給することができる。
◎第2号被保険者:会社員、公務員
⇒基礎年金と厚生年金を納付し、将来受給することができる。
◎第3号被保険者:第2号被保険者の配偶者(専業主婦・専業主夫)
⇒基礎年金を納付し、将来受給することができる。

つまり、基礎年金は、日本に住む人全員が受け取るチャンスがあります。
一方で、厚生年金は、会社員や公務員など「雇われて働く人」だけが受け取るチャンスがある年金です。
65歳になると受け取れる「老齢年金」は、年金をおさめて65歳になったら受け取ることができます。
65歳まで生きれば、受け取れる可能性は高そうですね。
一方で、「障害年金」「遺族年金」は、受け取るための細か~い条件がいろいろあります。
なので、受け取れる人は少ないのですが、
「こういう年金もあるんだ!」
と知っているだけでも、いざという時に慌てずに済むかもしれません。
今回は、障害年金についてもう少し詳しく見ていきましょう。
障害年金とは?
障害年金は、病気やけが等で、日常生活や仕事に大きな制限がある人が受け取れます。
病名や障害名だけで決まるのではなく、
◎障害の状態…日常生活や仕事にどんな影響があるか?
◎初診日…初めて医師の診察を受けた日
等を確認して、条件を満たしたら受け取ることができます。

障害年金は、病気や障害が日常生活や仕事にどれくらい影響しているかによって、3段階に分かれています。
◎1級…基礎年金と厚生年金(サラリーマン・公務員のみ)を受け取れる。支給される金額が多い。
◎2級…基礎年金と厚生年金(サラリーマン・公務員のみ)を受け取れる。
◎3級…厚生年金(サラリーマン・公務員のみ)を受け取れる。
発達障害でも障害年金を受け取れる?
「発達障害の診断を受けた」
「発達障害で障害者手帳を持っている」
「私も障害年金もらえるの?」
と思った方もいるかと思います。
発達障害でも、障害年金の対象となる可能性があります。
ただし、「発達障害と診断されたから必ず受給できる」という制度ではありません。
また、「障害者手帳を持っているから、年金がもらえる」というわけでもありません。
障害者手帳とは違う基準で、障害の状態が判断されます。
特に発達障害の場合は、
「仕事をしているかどうか?」
「年金以外の収入があるか?」
も大事な判断材料になっているようです。
アミも、以前障害年金の申請をしたことがあります。
その時の様子は、こちらの記事をご覧ください⇓⇓
※必要な書類や手続き、審査の結果は人によって違います。あくまで一個人の体験談としてご覧ください。
「私は障害年金をもらえる?」
「どんな手続きが必要なの?」
「自分の場合はどうなんだろう?」
そう思った方は、お近くの年金事務所に問い合わせてみましょう。
公的年金制度で知っておきたいポイント
Q. 年金は、必要になったら自動的にもらえるの?
A. いいえ。
年金は、「65歳になった」「病気・障害で働けない」といった「年金が必要な状況」になっても、自動的にはもらえません。
年金を受け取りたい人が、年金事務所で手続きをして、審査を通って、初めて受け取ることができます。
Q. 年金はいくらもらえるの?
Q. 年金をもらえる条件を満たしているか知りたい。
A. 「ねんきんネット」またはお近くの年金事務所で確認できます。
「お金がなくて生活が苦しい」
「働きたくても働けない」
そんな時、年金があなたを支えてくれるかもしれません。
困った時は、年金事務所で相談をしてみましょう!
次回は、「民間保険のしくみ」について解説していきます!
