服薬の話

特性の話

7月に入りましたね。
まだまだ梅雨の真っ最中、雨が降ったり止んだりとビミョーな天気が続いています。

今回のテーマは、ADHDのお薬の話。
ただ、アミは医者や薬剤師ではないので、薬そのものの詳しい話はできません。
ADHDのいち当事者として、服薬についての体験談を書いていきます。

アミが飲んでいる薬

私が普段飲んでいる薬は、次の2つです。

アトモキセチン

ADHDの診断を受けてから、ずっと飲み続けています。
ADHDの「集中力がない」という特性を一時的に抑えてくれるお薬です。

薬が効いている間は、頭の中のモヤが晴れて、周囲の状況や自分の思考がクリアに見える感じ。
夕食後に薬を飲むと、夜中しっかり眠れるようになり、その分日中のパフォーマンスが上がっているように感じます。

当帰芍薬散

メンタルクリニックに通い始める前から飲んでいた漢方薬です。
PMSや更年期症状など、女性ホルモンの乱れによる症状を抑えてくれます。

私の場合は、生理前のメンタル不調がひどくて、仕事を休むこともあったのですが、漢方を飲み始めてからだいぶ落ち着きました。
飲むのが2回/日(朝・夕)なのも嬉しいポイント。
漢方薬は3回/日(朝・昼・夕)飲むものが多いですが、昼の薬って大体飲み忘れるので。←おい

※薬の効き方は個人差があります。
アミの場合はこの2つの薬が合っていますが、人によっては副作用が強すぎたり、薬が効かなかったりすることもあります。
服薬は、主治医の指示に従って行ってください。

ことの始まり

アミはこの2つの薬のおかげで落ち着いて過ごしていたのですが、昨年の秋ごろからひと騒動がありました。

2025年9月某日。
いつものように薬局で処方箋の紙を出したのですが、
「アトモキセチンは、30日分のうち8日分しか出せません。」
「今は取り寄せることも難しい状態なので、残りの22日分はお渡しできないかもしれません。」
と言われてしまいました。

そんなバカな…。
そう思って調べてみると、こんなことが分かりました。⇓⇓

①ストラテラ(先発医薬品)に発がん性物質が含まれていることが分かった。

②2024年9月、ストラテラが作られなくなった。

③後発医薬品アトモキセチンを必要とする人が急増した。

④アトモキセチンが足りなくなり、製薬会社が出荷を制限するようになった。

⑤2025年9月現在、アトモキセチンがたくさん作られるようになったが、地域や薬局によってはまだ手に入りにくい状況が続いている。

まさかこんなことが起こっていたとは…。

もし、このままアトモキセチンが手に入らない状況が続いたら、確実に仕事に支障が出ます。
翌日、職場で上司に状況を説明すると、
「アトモキセチンの代わりに、他の薬を出してもらうことってできないの?」
と聞かれ、「その手があったか!」と即行動。
こういうところは、ASDよりもADHDの特性が強く出てますね(笑)。

転院、そして薬の変更

私は、メンタルクリニックで発達障害の診断を受けて薬の調整が終わってから、かかりつけの内科でアトモキセチンをもらっています。
内科の先生は発達障害の薬にはあまり詳しくないので、「メンタルクリニックで薬の種類・量・服薬方法を調整して、紹介状を書いてもらうこと」が処方の条件でした。
そのため、他の薬を出してもらうには、もう一度メンタルクリニックを受診する必要がありました。

私は、薬をもらう時のお金の負担を軽くするために「自立支援医療(精神通院)」という制度を使っています。
病院や薬局の窓口で支払う金額が1/3になる制度です。
メンタルクリニックへ行くために、まずは区役所へ行って、利用する病院を変えるための手続きをしました。

メンタルクリニックに行って事情を説明すると、アトモキセチンの代わりに「インチュニブ」という薬を飲むことになりました。

インチュニブ、服薬1日目。
夜間、一睡もできず…。

当然、日中もこれまで通りに動ける状況ではありませんでした。
何も飲まないよりは少しマシ…な感じです。
そのため、上司に相談して、仕事の量を調整しながらインチュニブを飲み続けました。

服薬を続けるうちに、少しずつ眠れる時間は増えてきました。
でも眠りは浅くて、日によっては日中もボンヤリしていることがありました。

半年後…

半年ほど経った2026年2月。
インチュニブを飲み続けるうちに、少しずつ体が慣れてきました。
アトモキセチンを飲んでいた時の体調が100、服薬していない時の体調が0なら、80くらいの体調で過ごせるようになったイメージです。

薬の調整がひと段落したので、かかりつけの内科へ戻ることにしました。
メンタルクリニックからは診断書をもらい、半年前と同じように自立支援医療の手続きをしてかかりつけの内科へ…。

かかりつけの内科で出してもらった処方箋を薬局へもっていくと…

「やっとアトモキセチンを入荷できるようになったので、元の薬に戻せますよ。どうしますか?」

…………え?
アトモキセチンに戻せるのは嬉しいけど、タイミング、今ですか?
かかりつけの内科に戻ってきて、1回目の処方箋ですよ…。
(⇑アミの心の声)

たぶん、一瞬動きが止まっていたと思います(笑)。

結局、次の通院の時に内科の先生と相談して、アトモキセチンに戻してもらうことにしました。
アトモキセチンに戻ってから、最初の2~3日は寝つきが悪くなったりしましたが、その後はグンと調子がよくなりました。

薬の変更によるアミの体調の変化は、このグラフの通り。⇑⇑
やっぱり、体質に合った薬を飲むのが一番いいですね。

ということで、アミのお薬騒動でした。

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