障害年金 もらえる?もらえない?~アミの体験談~

お金の話

「障害年金」
障害福祉に関わっている方なら、名前は聞いたことがあると思います。
でも、どんな人が年金をもらえるか、どんな手続きをするのかなど、よく知らないという方も多いと思います。

私も以前はそうでした。
ですが、障害年金制度について色々調べているうちに、
「私は障害年金もらえるのかな?どうなんだろう?」
と思い当たり、障害年金の申請手続きをすることになりました。
このブログを始める前なので、1年以上前のことになりますが、その時の体験談を書いていきたいと思います。

当時のアミのプロフィール

◎仙台市在住
◎診断名:ASD(自閉スペクトラム症)、ADD(注意欠陥障害)
◎障害者手帳:精神障害者保健福祉手帳3級
◎働き方:正社員
◎給料:平均賃金未満
※30~34歳/女性/正社員の平均賃金は、約28万円(厚生労働省

「正社員」というプラスの面と、特性による困り感や低賃金といったマイナスの面を、どう評価されるのでしょうか??

どうやって手続きをしたの?~予約相談1回目~

日本年金機構HPで相談の予約をして、最寄りの年金事務所へ。
基本的に、相談できるのは平日の日中だけなので、平日の休みの日に行きました。

順番待ちをしている人は1~2人くらいで、受付してから5分もかからずに呼び出されました。

窓口の職員さんに
「障害年金を申請できるか確認したい」
「もし申請できるなら、手続きをしたい」
ということを伝えました。

障害者手帳と年金手帳で本人確認をしてから、職員さんが「申請できるかどうか」の確認をしてくれました。
その結果、「申請できる」とのことだったので、手続きを進めることにしました。

職員さんが「障害年金ガイド」という冊子を持ってきて、年金の仕組みや手続きの仕方について詳しく教えてくれました。
ガイドは文字がいっぱいで読みにくい部分もありましたが、職員さんが嚙み砕いて説明してくれたので、大事なポイントは押さえることができました。

そして最後に宿題が…。
障害年金の申請手続きをするためには、いくつかの書類をそろえなければいけません。
用意するのに時間がかかる書類もあったので、それを全部そろえるのが次回までの宿題になりました。

アミの宿題リスト(提出書類)
<自分で記入するもの>
◎年金請求書
◎病歴・就労状況等申立書(普段、何に困っているかの説明書)
◎障害給付請求事由確認書
<病院や役所で発行してもらうもの>
◎戸籍謄本
◎発達障害についての診断書(発達障害と診断された時のもの)
◎発達障害についての診断書(障害年金の申請をする時のもの)
◎受診状況等証明書(いつから通院しているか?の証明書)
<コピーが必要なもの>
◎年金手帳(アミと夫の2人分)
◎預金通帳
◎障害者手帳
※必要な提出書類は、その人によって異なります。詳しく知りたい方は、お近くの年金事務所へご相談ください。

うわあ、いっぱ~い(白目)。
でも、手続きをするためにはそろえるしかない!

診断書が2枚必要、だと…⁉

1回目の予約相談でいちばん衝撃だったこと。
「診断書、1枚じゃダメなの⁉」

必要な診断書の枚数は、完全にケースバイケース。
診断書1枚で大丈夫な人もいれば、複数枚必要な場合もあります。
私の場合、何度か転院しているため「受診状況等証明書」も必要とのこと。

そして、ここでもうひとつハプニングが…。

Aクリニック、Cクリニックでは、1,000円台~数千円で書類を作ってもらいました。
が、Bクリニックからは「診断書の作成に10万円かかる」との返答が!

10万円って…
さすがに ぼったくり過ぎだろ(笑)。

年金事務所に電話で相談したところ、Bクリニックの診断書がいらない方法(事後重症による請求)に切り替えることになりました。

宿題提出~予約相談2回目・3回目~

ハプニングはありましたが、何とかかんとか書類をそろえ、2回目の予約相談へ。
年金事務所の職員さんに、書類の不備がないか確認をしてもらいました。

と、ここで新たなハプニング(笑)。
アミは完全に忘れていたのですが、実はAクリニックの前に、もうひとつ別のクリニック(αクリニックとでもしましょうか)に行っていたんですね。
そのαクリニックからの「受診状況等証明書」が必要だと言われ、目が点に…。

αクリニック・Aクリニックに通っていた時期は、かなりグロッキーな状態だったので、記憶が消去されていたようです。

ということで、αクリニックの「受診状況等証明書」を手に入れて、3回目の予約相談。
ようやく、書類一式をそろえて提出することができました。

障害年金の申請手続きはここで終了です。
1回目の予約相談から、書類提出までにかかった期間は、約2か月
私の場合は、クリニックで作ってもらう書類をそろえるのに時間がかかりました。
そして、かかった費用は1万円弱
(戸籍謄本、受診状況等証明書×2通(αクリニック・Aクリニック)、診断書×1通(Cクリニック))

あとは、年金事務所で「年金をもらえるかどうか?」の審査が行われて、アミのもとに結果が届きます。

はたして、結果は…?

書類を提出してから、さらに2~3か月後。
アミの家に、年金事務所からのハガキが届きました。

結果は…
障害年金 不支給

ハガキには、不支給になった理由も簡潔に書いてありました。
正社員として、フルタイムで働いていることが大きな要因だったようです。

提出する書類には、「仕事を続けるために、合理的配慮をしてもらっている」ということを書いていたのですが、「正社員」というポジションが高く評価されてしまったようです。

ということで、残念ながら、アミは障害年金をもらうことができませんでした。

が、発達障害の特性によって仕事が思うようにできない、お金がなくてしんどい、という人にとっては心強い制度だと思います。

「お金は必要だけど、年金の手続きわけわからん!」
という方は、お住まいの地域の年金事務所や役所に相談してみましょう。

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