発達障害、夏の困りごと5選~その2~

特性の話

風邪なのかアレルギーなのか、喉が絶不調のアミです。

前回に引き続き、これからの夏の時期、発達障害の特性が原因で困ってしまうことを紹介していきます!
前回は、困りごと①の「疲れやすい」について深掘りしましたね。
今回は、困りごと②~⑤について見ていきましょう⇓⇓

発達障害、夏の困りごと5選~その1~
この1週間、暑くなったり寒くなったり、晴れたり雨が降ったりと天気がコロコロ変わっていますね。皆さん、体調崩していませんか?いよいよ6月、夏が近づいてきましたね。今回は、発達障害の特性がある人の、夏の困りごとあるあるです。困りごとの理由や対策…

花火の音が苦手

夏と言えば花火!
「花火大会楽しみ!」という人がいる一方で、聴覚過敏がある人にとっては「夏が嫌い」な理由のひとつ…。

私も花火の音が苦手なので、毎年花火大会がいつ・どこで行われるかのリサーチは欠かせません。

そこで厄介なのが、「○○花火大会」みたいな分かりやすい名前がついてない花火イベント。
夏祭りのプログラムの一部
スポーツイベントの一環
△河原などで個人で楽しむ花火
規模が大きいイベントなら、ネットで情報を集めることもできますが、「地元民しか知らない」花火情報は、調べるのがなかなか大変です。

対策

◎花火が打ち上げられるイベントについて、日時や場所を事前に調べる

◎花火が鳴りそうな場所には近づかない

◎花火大会の会場から離れた場所に住む。

防音グッズ(耳栓・イヤマフ・ノイキャン機能付きイヤホン)を用意する。

匂いが苦手

嗅覚過敏がある人にとっては、気温や湿度が高くなることで出てくる夏特有の「匂い」が苦手な場合があります。

例えば…
汗や体臭⇒電車やバスなどの密閉空間や、人混みで特に強く感じられる。
生ごみ⇒食べ残しや野菜の切れ端など。夏は食材が悪くなって捨ててしまうことも増えるので、生ごみが多くなりがち…。
夏専用グッズ⇒制汗スプレー、汗拭きシート、蚊取り線香など。

対策

換気と除湿
「嫌な臭い」の原因のひとつ、湿度を下げましょう。
窓を開ける、扇風機を回す、エアコンをつける、除湿剤を置くといった方法があります。

空いている時間・場所に出かける
電車やバスが「密閉空間」なのは変えられませんが…
「人混み」を避けるだけでも、周りの人と距離をとることができるので、汗臭や制汗スプレーの匂いは軽減できるはず。

生ごみは乾いたままで
水気が多いと、雑菌が増えて匂いの原因に…。
野菜を洗う前に皮をむいたり、三角コーナーではなく直接ゴミ箱に捨てるだけでも効果アリです。
生ごみをごみ箱に捨てる時、新聞紙やチラシなどのいらない紙で包むのもいいですよ。

消臭・抗菌
重曹やアルコール、薄めたお酢などをゴミ箱に振りかけると、匂いの原因になる雑菌を減らしてくれます。

服・汗が不快

触覚過敏がある場合、こんな困りごとが出てくることがあります⇓⇓

△汗をかくのが嫌
汗をかいてベタベタしたり、服が身体にくっつくような感じが不快。

△夏服が嫌
麻など夏服特有の素材が、チクチクして嫌。
半袖の袖口が腕に当たって不快。
などなど…

△日焼け止めや虫よけ
対策はしたいけど、塗った時のベタつき感や匂いが嫌で使えない…。

対策

自分に合った吸汗インナーを選ぶ。
「エアリズム」(ユニクロ)は、汗をかいてもすぐに吸い取ってくれるので、サラサラで快適な状態をキープできます!
エアリズムの生地が苦手な場合は、無印良品やイオンなどで手に入る綿素材のインナーもおすすめ。

汗をかいてもすぐにリセット!
汗拭きシートで汗を拭きとるのが一番お手軽。
他にも、汗をかく前にベビーパウダーを薄くはたいておいたり、汗取りパットを使ったりする方法もありますよ。

1サイズ大きい服を着る
ぴったりサイズの服を着ていると、汗をかいた時に服が身体にくっつきやすくなってしまいます。
いつもより1サイズ大きな服をゆったり着ると、風が通って汗も乾きやすくなるので、服がくっつく不快感を減らせます。

日傘で日焼け対策
ここ数年、仙台でも日傘を差す人が急増中。
日焼け止めを塗るのが苦手なら、代わりに日傘を使ってみましょう。
暑さ対策にもなるので一石二鳥です。
虫よけスプレーが苦手なら、虫よけシール虫よけリングを試すのもアリかも。

気が付いたら熱中症

年々夏の気温が上がっている今、熱中症になる人も増えていると言われています。
発達障害がある人の中には、熱中症になりやすい・熱中症が悪化しやすい特性を持っている人がいます。
心当たりのある方は、十分に対策をしていきましょう。

△暑さに気づきにくい。
周りの人が「暑い~」と言っている中、「そんなに暑くないでしょ」とケロッとしている人。
一見、夏でも快適に過ごせそうですが、要注意です。
暑さに気づきにくい分、暑さ対策や水分補給が疎かになりやすいので、熱中症になるリスクが高くなります。

△自分の体調に気づきにくい。
「喉が渇いた」「身体がダルイ」といった自分の体調に気づきにくい人も要注意です。
熱中症にならないよう水分補給をしたり、症状が軽いうちに対応したりすることが難しいので、気がついた時には重症に…なんてことも。

△冷房や冷たい食べ物・飲み物が苦手。
感覚過敏で冷たい物が苦手な人もいます。
その場合、暑さには気づいていても、体温を下げるための行動がしづらいので、熱中症になってしまうことがあります。

△過集中
好きなことを始めると、途中でやめられず、食事や睡眠も忘れてしまう…。
そんな過集中タイプの人も要注意。
水分補給をするなんてことは後回しになってしまうので、気づかないうちに熱中症になっている可能性があります。

対策

◎暑さは「体感」ではなく「数字」で判断。
一般的には、気温が28℃以上、または湿度が60%以上になると、熱中症のリスクが高くなると言われています。
最近では、熱中症のなりやすさを知るために「WBGT(暑さ指数)」が使われることがあります。
WBGTが21℃以上になると、熱中症になりやすいので注意が必要です。
冷房を付けるなどの対策をしていきましょう。

◎水分補給のルールを決める。
「外出中・運動時は5分に1回」「涼しい室内では30分に1回」など、水分補給のルールを決めておきましょう。
時間行動が苦手な人は、アラームをかけたり、周囲の人に声をかけてもらったりといった工夫も大切です。

◎夏野菜と麦茶
トマトやきゅうりといった夏野菜、キウイ・パインなどの南国のフルーツには、体温を下げる効果があると言われています。
また、麦茶は汗をかいた後の水分・ミネラル補給にピッタリ!
冷たい物が苦手な場合は、こういった食品を冷蔵(少し冷たい程度)~常温で意識的に摂るようにしましょう。

6月も半分が終わり、これからいよいよ夏本番!
少しでも快適に過ごせるといいですね‼

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