少しずつ日が伸びてきましたね。
この時期は、いろんなお店で桜柄のグッズが増えるので、桜好きなアミは秘かにテンションが上がっています(笑)。
さて、そんな春が待ち遠しい今日この頃。
発達障害の特性がある人の中には、
「春はストレスが多くて憂鬱」
「春になると、なぜか体調を崩しやすい」
という人たちがいます。
今回は、発達障害の特性があると、春にどんな困りごとが起こりやすいのか、ご紹介していきます。
環境の変化に耐えられない
春は年度の変わり目。
進級・進学や就職などで、環境が大きく変わる人も多いでしょう。
同じ職場で働き続けている人の場合でも、人事異動で上司・同僚が変わったり、仕事内容が変わったりと、環境が変わりやすいタイミングです。
環境の変化が苦手なASDの人にとっては、環境変化そのものが大きなストレスになってしまいます。
また、ADHDの特性がある人にとっても、環境が変わることで、ケアレスミスや忘れ物などが増えてしまう可能性があります。
自分に合った環境では特性があまり目立たなかった人でも、少し環境が変わるだけで困りごとが倍増…なんてことも。
私も、職場の環境が変わる前後はソワソワして、体調を崩して仕事を休んでしまう、ということが何度もありました。
私の場合は、今の職場でいつ・どんな変化があるのか、ある程度見通しを持てるようになって、体調を崩すことは減ってきましたが…。
対策
◎できるだけ、環境変化が少ない学校や職場を選ぶ。
◎どんな変化があり得るのか、事前に教えてもらう。
◎「ここだけは変えないでほしい」というポイントを上司に伝えてみる。
◎プライベートな時間で、うまくストレスを解消する。
(自宅でのルーティンは死守する、趣味に打ち込むなど)
スケジュール管理がハチャメチャに
こちらも、年度の変わり目あるあるですね。
新年度が始まることで、
◎学校や職場、役所などに提出する書類がいっぱい
◎普段と違う、イレギュラーな行事・業務が増える
という人も多いのではないでしょうか?
発達障害の特性がある人は、スケジュールの管理が苦手だとよく言われます。
任された仕事が終わらない、予定をすっぽかす、ダブルブッキング、などなど…
理由としては、
◎優先順位をつけるのが苦手
◎書類や仕事の締め切りがいつなのか、把握しきれていない
◎書類や仕事を仕上げるために、具体的に何をすればいいか、どれくらい時間がかかるかが分からない
◎普段と違う書類や仕事があることを、うっかり忘れている
などが挙げられます。
対策
◎上司・同僚や家族に、優先順位やスケジュールを一緒に考えてもらう。
◎やることリストやスケジュールを見える化して、目立つところに貼る。
◎スマホのリマインド機能を使う。
◎上司・同僚や家族と、予定通り進んでいるか定期的に確認する。
服装どうする?問題
「三寒四温」という言葉の通り、この時期は寒い日と暖かい日が代わるがわるやってきます。
また、1日の中でも、朝晩は寒いけど昼間は暑い…なんてこともあります。
そんな春先に出てくるのが、「服装どうする?問題」です。
とりあえず厚着をしておけばOK!な冬と違って、気温に合わせて服装を調整しなければいけません。
発達障害がある人の場合、こんなことが起こる可能性があります⇓⇓
◎「朝は寒くても、昼は暑いかもしれない」と予想できず、ガッツリ厚着する。
◎感覚の低反応で気温の変化に気づきにくく、気温に合わない服装をしている。
◎どんなに暖かくても、「2月中は冬服を着なきゃいけない」などのマイルールを優先してしまう。
◎スケジュール管理が苦手で、衣替えができないのでとりあえず冬服を着る。(⇐アミの実体験)
対策
◎「気温が○℃以上なら、この服装」と、気温を基準に服装ルールを決める。
◎1日1回、天気予報で最低気温と最高気温を確認する。
◎衣替えをしなくてもいいように、服の数を減らす。
外がまぶしすぎる
最近は夕方5時を過ぎても明るくなり、日が長くなってきたのを感じるようになりました。
その分、日中の日差しの強さも増してきました。
視覚過敏で強い光が苦手な人にとっては一大事。
外に出ると、日光がまぶしすぎて目が痛くなったり、ちょっとした外出で疲れてしまったりします。
また、ADHDの特性がある人の場合、明るい時間が長くなることで体内時計のリズムが狂い、夜になかなか寝付けないこともあります。
対策(視覚過敏)
◎帽子やサングラスなどを使う。
◎朝や夕方など、あまりまぶしくない時間帯に出かける。
◎買い物⇒通販、人と会う⇒LINEやZOOMなど、自宅の中で用事を済ませる。
対策(体内時計)
◎朝、しっかり日光を浴びる。
◎日中、適度な運動をする。
◎カフェインを控える(特に午後)。
◎夜は、部屋の照明を少し暗くする。
自律神経の乱れ
ここまで色々と書いてきた通り、発達障害当事者にとって春はストレスの多い時期です。
ストレスが多いと、自律神経が乱れて体調を崩しやすい、という二次的な問題が起こることがあります。
人によって症状のあらわれ方は違いますが、例えば
◎気分の浮き沈みが激しい。イライラしやすい。
◎風邪をひきやすくなる。
◎下痢・便秘になる。
◎食欲が増える・減る。
◎なんとなくだるい。疲れやすい。
◎朝、身体が重くて起きられない。
◎夜、なかなか寝付けない。
◎夜寝ているはずなのに、日中も眠くなる。
こういったことが起こりやすくなります。
体調が悪い本人がしんどいのはもちろんですが、仕事や日常生活に支障が出ると、周りの人にも迷惑をかけてしまいます。
対策
◎何がストレスの原因か?を自覚する。
◎ストレスの原因を減らせないか考える。
◎仕事終わりや休みの日は、心と体をしっかり休める。


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